1947-12-05 第1回国会 衆議院 文化委員会 第17号
しかし昨年商工省所管當時におきまして、新規増配を取上げておりました際の毎月の残量等の點を勘案してみますると、多少そこに餘裕はでるのじやないかという見込みがつきました。苦しいながらも、多少重要性をもつたものにのみ、何とか御趣旨に副うような方向に進めたいということになつております。
しかし昨年商工省所管當時におきまして、新規増配を取上げておりました際の毎月の残量等の點を勘案してみますると、多少そこに餘裕はでるのじやないかという見込みがつきました。苦しいながらも、多少重要性をもつたものにのみ、何とか御趣旨に副うような方向に進めたいということになつております。
ただ前回申しました通り、昨年八月の商工省所管当時に新規増配を取上げまして以来、私どもの所管になりましてからは、一紙も新規増配を取上げていないのであります。それは六・三・三制の問題にはいつてまいりまして、その方に資材をまわさなければならぬという關係で、やむを得ずそのままになつておるのであります。
七―九期から新聞の方の新規増配を認めておらない状況でありまして、新規は一時見合わせたらよかろうというようなある方面からの意向がありましたので、これを實施することができないのでおります。
新聞はお説の通り、商工省所管當時の昨年八月の委員會におきまして、新規増配を決定いたして以來、今日まで、これを實施することができない現状にある。その原因は、先ほども申し上げましたように、六・三・三制の取入れによりまして、用紙がその資材としてそちらの方へまわしていかなければならぬという現状にあります。
從つて、昨年度八月までは、大體八百萬ポンドから一千萬ポンドの間においても、新規と増配を取上げておりますが、一千二百萬ポンドの用紙が繰越されるという現状になりますから、用紙の事情においては、多少の新規、増配を取入れても、需給の上には差支えないのではないかという考えをもつております。委員の方でもそういう考えをもつております。 ―――――――――――――